どん兵衛のテレビコマーシャルで擬人化「どんぎつね」が出てきて衝撃がありましたが、そんな「どんぎつね」のお店があったのです。
「どんぎつねのみみカフェ」が2019年12月26日(木曜日)から29日(日曜日)までの4日限定で、渋谷にオープンしていたのです。
「どんぎつねのみみカフェ」の公式ページがすでに削除されているので、公式情報はXの「どん兵衛 公式」アカウントの投稿くらいしかありませんが、 さまざまなメディアで取り上げられていますので、画像などは現在でも確認することができます。
場所は、渋谷駅から徒歩5分のプロモーションスペース「n_space」です。渋谷センター街を通って「井の頭通り」の宇田川交番の近くにあります。「まんだらけ」の近くを目指せば見つけられると思います。(なんとわかりやすい)
「n_space」は、商品やアニメ、ゲームやアーティストなどのプロモーションとして期間限定で「ポップアップストア」として使用されいている場所です。
今までに、「エッセルスーパーカップ」「チュッパチャップス」「湘南乃風」「ももいろクローバーZ」や「東京リベンジャーズ」「ダンジョン飯」など、さまざまなイベントが行われていました。
車通りも人通りも多いですし、交番の前ということで広い空間になっているので、看板などが遠くからでも見えやすいという絶好の場所です。
「どん兵衛」については説明が不要かと思いますが日清食品が販売しているカップ麺です。1976年に「どん兵衛 きつねうどん」が発売開始、「天ぷらそば」「きつねそば」「天ぷらうどん」「カレーうどん」「肉うどん」「力もちうどん」「豚汁うどん」「カルボナーラうどん」など種類は多数だとか、
東日本と西日本で味を明確に作り分けているところとか、
いろいろ話題はありますが、そんなことは些細なことだと切り捨てても構わない出来事が、「どんぎつねのみみカフェ」です!
どん兵衛のテレビコマーシャルでは「どんぎつね」が出てくるわけですが、「どんぎつねのみみカフェ」では「きつねっ娘」と称する店員さんが接客してくれるのです。
「どんぎつねのみみカフェ」限定のきつね衣装の制服で統一されているというから、素晴らしいですっ!!
しかもその店員さんが、モデルの人とか「@ほぉ~むcafe」のメイドさん達で占められている、というのを聞いて「行かねば」と確信したわけです。
「どんぎつねのみみカフェ」の「きつねっ娘」の制服はさすがです。
頭にはきつね耳を付けています。後側はきつね色ですが、耳の内側は白色です。
襟は白い長い毛でできています。襟元には(どん兵衛の)緑色のリボンを結んでいます。
特筆すべきは、袖が分離しているようでくっついているところで、肩の肌が見えてしまっているところです。吉岡里帆さんも肩を出していたけれど、どんぎつねのみみカフェは12月ですよ?寒くないでですか?(余計な心配)
胸周りで白い毛が二の腕を通り一周しています。そこと袖がくっついているというわけです。袖口も白い毛になっています。
フレアスカートの裾も白い毛になっています。
それどころか、おしり部分にはきつねのしっぽが付いています!! 重力に逆らって、かなり上を向いていますよ。
正面には白いエプロンを付けています。左右の茶色いボタンで留めているようです。
足元は、きつね色の靴を履いていました。
結局、「どんぎつねのみみカフェ」では何ができたのかというと、カップ麺を食べることができたのです。
メニューは2種類だけでした。
『ふっくらジューシーおあげで作った「どんぎつねのみみいなり」と「日清のどん兵衛きつねうどんミニ」のセット』と『ふっくらジューシーおあげで作った「どんぎつねのみみいなり」と「日清のどん兵衛天ぷらそばミニ」のセット』です。
どちらも200円でした。
「ミニカップなのに200円?」とか思いませんでしたか?
いえいえ、それだけではないですよ? 「秘密のおまじない」がありまして、きつねっ娘と一緒においなりさんがもっともっとおいしくなるおまじないをかけることができたのです。
「コンコン、マメマメ、美味しくなーれ、マメマメキューン」とおなじみのポーズを要求されます。
まだまだ、それだけではなかったんですよ。
「制限時間が15分」という、飲食店としてはキビシし目な時間設定があるのですが、着席して3分でカップ麺が完成しますので、10分もあれば食べきってしまいます。
あと5分あります。さて、どうしましょう?
「きつねっ娘とチェキ」もメニューに入っているのです!
「きつねっ娘を選ぶことはできません」となっているので、座った席を担当していたきつねっ娘とチェキ撮影することができるのです。「撮影しない」という選択をすることもできるわけですが、百戦錬磨のぶんちょさんがチェキ撮影しないわけがないでしょう?
ホクホクしながらチェキを片手に立ち去るぶんちょさんなのでした……。
「どんぎつねのみみカフェ」は1階と2階があり、空いた席から順番に案内される形式です。
私は1階の真ん中あたりに着席しました。
席がとても変わっていて、椅子にしっぽが付いているのです。そして、椅子の上にはきつね耳が置いてあるのです。
「コレを付けろということか…」→付けましたっ!
1階にはそんな席が6席あり、カウンターの中にきつねっ娘さんが数人待機し、お湯を入れてお盆を渡したり、外の人に手を振ったりしていました。
なんと、着席中も自分のカメラで店内を撮影しても良かったのです。(@ほぉ~むcafeでは考えられなかったことが、企業プロモーションの中でならできてしまうんですね!ゲームショーとかモーターショーとかののコンパニオンも撮影OKだったりしますし!)
私は資料になるくらいに適度に撮影して雰囲気を楽しむことに全力を注ぎましたけれども!
席の背中側の壁には「STAFFリスト」が顔写真付きで貼ってあり、10人以上のきつねっ娘さんがいたようです。
ほとんどが@ほぉ~むcafeのメイドさんで、数人、モデルなどの人がいました。(@ほぉ~むcafeのメイドさんはメイド服の写真が流用されているので、とてもわかり易いのです)
名前も書かれていましたが、「ひらがな+ぎつね」というルールになっているようです。
たとえば、hitomiさんだったら「ひとみぎつね」と紹介されていました。
机の上には3分の砂時計が置いてあるので、自分でひっくり返してカップ麺ができるのを待つのですが、「3分」が「なんと長い」ことか。
砂が流れ落ちるサマを見ていると、着実に砂は落ちているのに、時間は全く進んでいないのです。
一方、「15分」は「なんと過ぎるのが早い」ことか。
きつねっ娘さんと眺めたり、話しかけられたり、うどんを食べたり、チェキを撮っている間に、15分なんてすぐに経ってしまうのです。
チェキを片手にお店の外に出て、渋谷の空を見上げたぶんちょさんは、時間の大切さに気付かされたのでした。
(2025-05-24)